天然実録01 ジャポニカ米
麺類が大好きなAが、先輩の職場を訪ねた。2週間行動をともにし、お昼は一緒に食堂へ入った。食堂ではラーメン、そば、うどん、さらにやきそばや素麺も売られていて、Aは日替わりで違う種類の麺を選んで食べていた。
9日目の食堂で先輩はAにお昼をご馳走しようとして尋ねた。
先「今日は何にする?」
A「魚定食にします。」
先「おや、珍しく麺じゃないんだ。米類は初めてなんじゃない?」
A「実は4日目にチャーハンを食べました。でも、ジャポニカ米は初めてですね。」
先「ジャポニカ米 (笑)」
予想外のタイミングで飛び出した「ジャポニカ米」という言葉。
ジャポニカ米に場の空気を全て持っていかれ、
先「あれ、何を注文するんだっけ。」
先輩は一瞬、頭をジャポニカ米に占領されてしまったのでした。
おまけ ジャポニカ米とインディカ米
お米には2種類あって、丸くてもっちりとしたジャポニカ米と、細長くてさらっとしたインディカ米に分けられます。日本で米といえばふつうはジャポニカ米です。ごはんももちろんジャポニカ米です。インディカ米はピラフなど外国の料理でよく使われます。タイ米みたいなお米です。
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